アーレムアレス（2023年生、母スターズインヘヴン）

アーレムアレス（2023年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黄金+ギリシャ神話に登場する戦神」。毛色は栗毛。種牡馬のハービンジャー（当時17歳）と交配したスターズインヘヴンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2025年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

当歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、TMKレーシングによって2,310万円で落札された。

橋口慎介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

7月20日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハムタンに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月6日、中6週で迎えた2戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で菱田裕二騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月16日、中9週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスの黄菊賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菱田裕二騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したノチェセラーダにクビ差届かず2着に甘んじた。