カイソクドリーム（2006年生、母サンキンロッチ）

カイソクドリーム（2006年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時11歳）と交配したサンキンロッチが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井秀紀。戦績は、地方43戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井秀紀から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、錦見日出雄によって147万円で落札された。

錦見勇夫厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2008年）

9月4日、デビュー戦は戸部尚実騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は417kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のバーバーワンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

9月24日、中2週で迎えた2戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

3歳（2009年）

4月3日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた4戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大鷲特別（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のつばめ特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

6月5日、連闘で迎えた8戦目は、3歳オープンのまる顔天然系朝倉美保来場記念（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は横井将人騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

6月10日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月16日、連闘で迎えた10戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のかるがも特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

6月26日、中0週で迎えた11戦目は、3歳戦の吐師さん誕生日おめでとう杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月19日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

8月25日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦のかもめ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

9月1日、連闘で迎えた17戦目は、3歳戦のカッコウ特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は清家義徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた20戦目は、持原大志騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦の祝!結婚記念日ありがとう美枝子（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C19（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は持原大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた25戦目は、一般C20（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で持原大志騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で持原大志騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2010年）

1月1日、連闘で迎えた27戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

1月12日、中1週で迎えた28戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた29戦目は、一般C25（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（10戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた30戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた31戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（11戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた32戦目は、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

2月15日、連闘で迎えた33戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は加藤誓二騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤誓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3月7日、連闘で迎えた35戦目は、杏沙2010誕生日記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた36戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた37戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は横井将人騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月13日、中2週で迎えた38戦目は、牝馬限定の一般C17（名古屋ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（15戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた39戦目は、牝馬限定の一般C16（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は持原大志騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスズカスイフトに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた40戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（16戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた41戦目は、牝馬限定戦の崇・祐子結婚おめでとう（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は横井将人騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた42戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C13（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた43戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。