ピコボンズ（2021年生、母タキオンメーカー）

Piko Bonds

2021.03.05

ピコボンズ（2021年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のAnimal Kingdom（当時13歳）と交配したタキオンメーカーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日本中央競馬会日高育成牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳六 七。

経歴

デビュー前

2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、石部高史によって495万円で落札された。

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2023年）

10月30日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。4頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ロデオに交わされて約13馬身差の2着と苦杯を喫した。

12月6日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳六 七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るキルザサイレンスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月31日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

3歳（2024年）

5月27日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したベストフィールドに半馬身届かず2着に敗北した。

6月28日、中4週で迎えた5戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の月下香特別（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のミスゴールドに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月19日、中2週で迎えた6戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、オパールスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。