エディッタ（2019年生、母エヴェリーナ）

エディッタ（2019年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「女性の名前。裕福な贈物の意。馬生に幸運がもたらされることを願って」。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時15歳）と交配したエヴェリーナが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社ビクトリーホースランチ。主な勝ち鞍は2022年の一般C11。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額1,200万円（3万×400口）で一口馬主が募集された。

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月10日、デビュー戦は亀田温心騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

11月20日、中5週で迎えた2戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3歳（2022年）

2月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた6戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた7戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

6月29日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、ナツツバキ特別（門別ダート1700m 雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

7月19日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、アキレア特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた10戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、木古内キーコのモゥダッシュ特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、SORACHI1984（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

9月8日、中1週で迎えた12戦目は、ベロニカ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

10月13日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンパティークに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月28日、中1週で迎えた14戦目は、岩屋堂特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた15戦目は、渡辺幸治定年退職記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグッドスペンサーに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

11月22日、中1週で迎えた16戦目は、ピーコック特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた17戦目は、さといも賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヴァンデストに1馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

12月21日、中1週で迎えた18戦目は、おおいぬ座特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた19戦目は、B3組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた20戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、金シャチJkオールスターズ（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンゼンシャインを3/4馬身差し切って4勝目を手にした。

1月30日、中1週で迎えた21戦目は、冬銀河特別（名古屋ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（7戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた22戦目は、バレンタイン特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（8戦3勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月27日、中1週で迎えた23戦目は、さえずり特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丹羽克輝騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3月15日、中1週で迎えた24戦目は、雪解特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

3月27日、中1週で迎えた25戦目は、春疾風特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（10戦3勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた26戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、おひつじ座特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月19日、連闘で迎えた27戦目は、うしかい座特別（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヒロシゲダンディを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目をゲットした。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、細魚特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた29戦目は、田原特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（11戦3勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた30戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、蟹江特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったグラスピエーナに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

6月14日、中1週で迎えた31戦目は、みよし特別（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（12戦3勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた32戦目は、飛島特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（13戦3勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた33戦目は、半田特別（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（14戦3勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた34戦目は、穴子特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（15戦3勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月11日、中1週で迎えた35戦目は、ハイビスカス特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（16戦3勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた36戦目は、真鰺特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（17戦3勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。