グランフェルメール（2015年生、母ゲーリックダンス）

Grand Vermeer

2015.05.31

グランフェルメール（2015年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時16歳）と交配したゲーリックダンスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）青南ムラカミファーム。主な勝ち鞍は2017年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、青南ムラカミファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2017年）

10月13日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は485kg。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハーモニーウェインを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2018年）

1月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳戦の門松特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の若竹特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた4戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神奈川県「電子母子手帳」特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた5戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルピナス賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のムゲンノカノウセイに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月29日、中1週で迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳M3のやまびこ賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6月10日、中5週で迎えた8戦目は、3歳M1の岩手ダービー ダイヤモンドカップ（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳M2のオパールカップ（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。