テイエムタフガイ（2017年生、母テイエムチュラッコ）

テイエムタフガイ（2017年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋たくましい男」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時14歳）と交配したテイエムチュラッコが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高テイエム牧場株式会社。主な勝ち鞍は2020年の早苗月賞。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

9月8日、デビュー戦は田中健騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。

3歳（2020年）

4月4日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の卯花月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4月18日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の早苗月賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして、最後は2着のクラウンデフィートをクビ差振り切って初白星を挙げた。

6月13日、中5週で迎えた5戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の七ツ釜特選（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のシューティングスター特選（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は村松翔太騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のブルースター特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では稟性の負けん気を発揮してゴールまでタレずに走り切り、4着に入り込んだ。

8月10日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦のさがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のホットスター特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の祝月賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村松翔太騎手（6戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

10月25日、中1週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた12戦目は、ほとめきナイター最終レースは20時40分（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で村松翔太騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

11月14日、中2週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で村松翔太騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブルーアズールに6馬身の差をつけて制した。

11月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村松翔太騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C2-3（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村松翔太騎手（10戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

4歳（2021年）

1月17日、中2週で迎えた16戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、みずがめ座特選（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のミキノルミナスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月28日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1-8（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた20戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、グリエクレールに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月22日、連闘で迎えた21戦目は、桜月賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。