マインドスケイプ（1996年生、母アンテイツクヴアリユー）

マインドスケイプ（1996年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトニービン（当時13歳）と交配したアンテイツクヴアリユーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地6戦1勝。主な勝ち鞍は1999年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

6月13日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は428kg。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のナムラコンコルドを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月3日、中2週で迎えた2戦目は、4歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

10月23日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

11月21日、中3週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた5戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず8着に敗れた。

4歳（2000年）

1月30日、中4週で迎えた6戦目は、S.サンダース騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。