ショウナンマヌエラ（2021年生、母ダイアゴナルクロス）

Shonan Manuela

2021.01.30

ショウナンマヌエラ（2021年1月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時12歳）と交配したダイアゴナルクロスが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は静内フジカワ牧場。2023年の新潟2歳ステークス(G3)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

高野友和厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

7月9日、デビュー戦は西村淳也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のウインディオーネを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月27日、中6週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、アスコリピチェーノに交わされて1馬身差の2着となった。

10月28日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、牝馬限定2歳G3のアルテミスステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に終わった。

3歳（2024年）

3月2日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G2のチューリップ賞（阪神芝1600m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず14着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた5戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1の桜花賞（阪神芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って17着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい17着に終わった。