スイートオレンジ（2022年生、母ヴィーナスベルト）

Sweet Orange

2022.04.11

スイートオレンジ（2022年4月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「甘いみかん」。毛色は芦毛。種牡馬のゴールドシップ（当時13歳）と交配したヴィーナスベルトが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中川公成厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2025年）

3月15日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

4月20日、中4週で迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8月2日、中9週で迎えた4戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着を確保した。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネルボスに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、中8週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの岩船特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（1戦1勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

11月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの三春駒特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ジェットブレードにクビ差交わされて2着に甘んじた。