ニットウマリー（2013年生、母エイシンサーメット）

ニットウマリー（2013年5月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時12歳）と交配したエイシンサーメットが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日東牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳以上C4-5。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

6月12日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

9月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から26kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4歳（2017年）

5月24日、約9か月の休養明けで馬体重を前走からさらに20kg減らして迎えた3戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

6月13日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1500m 内回り晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

8月2日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のバクシンスカイに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、中2週で迎えた6戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

10月5日、中5週で迎えた7戦目は、北海道リラ・コンサドーレ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5歳（2018年）

5月16日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

7月10日、中7週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた12戦目は、安平町馬歯酒賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月5日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、日高山脈神威岳賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は阿部龍騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

9月25日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（8戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

6歳（2019年）

6月11日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

8月7日、中3週で迎えた21戦目は、静内ライオンズクラブ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（12戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた22戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、鶴沼ワインフェス賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた23戦目は、一般C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は阿部龍騎手（13戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

10月15日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた24戦目は、一般C4-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（14戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部龍騎手（15戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

7歳（2020年）

5月26日、約7か月の休養明けで迎えた26戦目は、天馬街道賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部龍騎手（16戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた27戦目は、一般C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部龍騎手（17戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月21日、中5週で迎えた28戦目は、一般C4-6（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部龍騎手（18戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月15日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で阿部龍騎手（19戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

10月7日、中2週で迎えた30戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部龍騎手（20戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。