メイショウハレバレ（1997年生、母グランドモガミ）

メイショウハレバレ（1997年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時17歳）と交配したグランドモガミが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地23戦1勝2着3回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

武邦彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

11月27日、デビュー戦は山田泰誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2000年）

1月15日、中3週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、マルタカサイレンスに交わされて1馬身差の2着となった。

1月29日、中1週で迎えた4戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったアドマイヤチャンプに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月3日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮戦したが、勝ったソレイユにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月24日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイガノファンキーに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の日向特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

9月9日、中5週で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

9月17日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

4歳（2001年）

1月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入った。

1月30日、中2週で迎えた12戦目は、名古屋チャレンジカップヘリオス賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武幸四郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武幸四郎騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で武幸四郎騎手（7戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月25日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた15戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

5歳（2002年）

2月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

2月19日、中0週で迎えた18戦目は、名古屋チャレンジカップディアナ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた19戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南井大志騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月10日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

8月17日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月8日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（8戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた24戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6歳（2003年）

2月15日、約5か月の休養明けで迎えた25戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた26戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。