ダイワディック（1989年生、母メイジラツキー）

Daiwa Dick

1989.05.16

ダイワディック（1989年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロジンスキー（当時11歳）と交配したメイジラツキーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

3月1日、デビュー戦は坂本勝美騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

6月20日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

8月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、モンテパラディンに交わされて2馬身差の2着となった。

8月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったリュウイレブンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。