テイクザヘルム（2016年生、母ヴェラブランカ）

テイクザヘルム（2016年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「舵をとる。母名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のノヴェリスト（当時7歳）と交配したヴェラブランカが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。主な勝ち鞍は2019年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

2月11日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のボマイェに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4月7日、中7週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月18日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳500万下のカーネーションカップ（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

8月25日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に敗れた。