マキシムヒシャカク（2005年生、母アテンションデュー）

マキシムヒシャカク（2005年6月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋飛車角」。毛色は鹿毛。種牡馬のアフリート（当時21歳）と交配したアテンションデューが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）中川牧場。戦績は、中央平地6戦0勝2着1回、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2008年のサードニクスフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月13日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるボンジュールソノコに半馬身届かず2着となった。

7月6日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

8月6日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のサードニクスフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサタンゴールドに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で柴山雄一騎手（5戦1勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。