ビーラヴリー（2008年生、母Superb in Roses）

ビーラヴリー（2008年1月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「素敵になれ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時9歳）と交配したSuperb in Rosesが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の一般C9。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

2月19日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4歳（2012年）

7月12日、約16か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルヨマーチャンを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月16日、中4週で迎えた4戦目は、アカシア特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

10月11日、中5週で迎えた6戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、エヴァートリニティに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月8日、中3週で迎えた7戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。