ノアビーナス（2010年生、母リアルアスリート）

ノアビーナス（2010年2月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話の愛と美の女神」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時9歳）と交配したリアルアスリートが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方27戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富菜牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、佐山公男によって157.5万円で落札された。

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

5月4日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。17頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた2戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

7月23日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-8（門別ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月30日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/稍重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた5戦目は、ながぬまマオイ夢祭り賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

9月25日、中5週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

10月15日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた9戦目は、ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた10戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、幌満峡賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた11戦目は、Aiba静内祭賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（6戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

4歳（2014年）

4月23日、約5か月半の休み明けで迎えた12戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に敗れた。

5月5日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（8戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、スマートアゲインにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（9戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた16戦目は、日高町ちろろルピガーデン賞（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤千尋騎手（11戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた18戦目は、新冠町フタップの滝賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（12戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

7月29日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（13戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（14戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤千尋騎手（15戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤千尋騎手（16戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤千尋騎手（17戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた24戦目は、日高山脈イドンナップ岳賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で伊藤千尋騎手（18戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は一杯になって9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で伊藤千尋騎手（19戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で伊藤千尋騎手（20戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

11月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C20（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた28戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C26（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

5歳（2015年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた29戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 31（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。