コンプリカーター（1998年生、母オールアバウトスタイル）

コンプリカーター（1998年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のMr. Prospector（当時28歳）と交配したオールアバウトスタイルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

太宰義人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

2月3日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のシルキーピュアに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で太宰啓介騎手（3戦1勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた5戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のあずさ賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた6戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中京芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月10日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。