ビームマシンガン（2010年生、母ニシノカイシンゲキ）

ビームマシンガン（2010年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「アニメに登場する武器名」。毛色は栗毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時13歳）と交配したニシノカイシンゲキが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2十一十二。

経歴

デビュー前

辻野豊厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2013年）

11月4日、デビュー戦は和田譲治騎手を鞍上に据えて、3歳戦のみなとハナミズキ賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は512kg。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったソウルキングにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシャングリララリーに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月28日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフヨウムサシに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2014年）

1月23日、中3週で迎えた4戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のバアゼルザウバーに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月1日、中4週で迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では稟性の負けじ魂を発揮してゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。