ジャスミンシャワー（2018年生、母アニムス）

Jasmine Shower

2018.03.28

ジャスミンシャワー（2018年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のケープブランコ（当時11歳）と交配したアニムスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はグランデファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランデファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岐阜県馬主会川崎賢二によって399.6万円で落札された。

井上孝彦厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2020年）

6月5日、デビュー戦は丸野勝虎騎手を鞍上に据えて、2歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は507kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、ハルガキタに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚を見せたが、マオノクララにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月27日、中9週で迎えた3戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。5頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのチャレンジ（1）（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの秋風ジュニア（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の2歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアクアカレイドに約12馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた9戦目は、2歳オープンのチャレンジ（4）（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

3歳（2021年）

8月4日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー28（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のツクバエクレールに1馬身半の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

8月17日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のKanaeバースデイ記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木之前葵騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのエリンジウムオープン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

10月11日、中2週で迎えた14戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

4歳（2022年）

1月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、一般C34（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木之前葵騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るパワポケゴーを上がり2位の末脚で半馬身差し切って人気に違わぬ実力を証明した。

1月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木之前葵騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、グランデファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岐阜県馬主会川崎賢二によって399.6万円で落札された。

榎屋充厩舎（愛知）へ入厩。

1月31日、デビュー戦は木之前葵騎手を鞍上に据えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番ゲートからスタート。競走除外となった。