オーケーミネルバ（2021年生、母エバーシャイニング）

オーケーミネルバ（2021年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「馬主イニシャル+ローマ神話の戦いを司る女神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリオンディーズ（当時8歳）と交配したエバーシャイニングが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田英樹。主な勝ち鞍は2024年の太田宿特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中田英樹から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、小野建によって1,485万円で落札された。

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

2月4日、デビュー戦は永島まなみ騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

2月10日、連闘で迎えた2戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

4月17日、中9週で迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の太田宿特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタガノアウルに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月28日、中1週で迎えた4戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

6月30日、中8週で迎えた5戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

9月29日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

11月6日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた8戦目は、雪待月特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、養老温泉賞（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったマインドマイワーズに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、ありがとうハチナイ記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた11戦目は、KATUYO傘寿記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4歳（2025年）

1月8日、中0週で迎えた12戦目は、一般C11 C12（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた13戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C10 C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた14戦目は、C級セレクション（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で馬渕繁治騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で馬渕繁治騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月29日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、きしめん美味かったでタマモ記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で馬渕繁治騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、葛島兄弟生誕37周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で馬渕繁治騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた18戦目は、祝!裕貴・仁美wedding杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で馬渕繁治騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、まさきゆうか結婚おめでとう杯（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で馬渕繁治騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月13日、中8週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた20戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた21戦目は、洵輝くんお誕生日おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るペプチドアーニャを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

9月26日、中3週で迎えた22戦目は、ヒガンバナ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって10着に終わった。