アクティードラゴン（1992年生、母モガミアイドル）

アクティードラゴン（1992年3月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスルーザドラゴン（当時10歳）と交配したモガミアイドルが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）稲原牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方19戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は1997年の一般C2。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

6月26日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は526kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3歳（1995年）

1月15日、約6か月半の休養明けで迎えた3戦目は、長峰一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3月12日、中7週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で長峰一弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

5月13日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月11日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚が残っておらず12着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた9戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

8月19日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

11月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた12戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、4歳C2イ（新潟(地)ダート1200m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月4日、連闘で迎えた13戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、4歳C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1996年）

4月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、一般C5ロ（三条ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大沢信夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月14日、連闘で迎えた15戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5イ（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた17戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C5（新潟(地)ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大沢信夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、一般C3イ（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は阿部正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C3ロ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマロンリストから1馬身半差の2着となった。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、一般C3ロ（三条ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリーレクシーに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミカゼロケットからクビ差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヒカルヤスオーからアタマ差の2着となった。

5歳（1997年）

1月3日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハセノスキーに3/4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、一般C3ロ（三条ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月13日、連闘で迎えた28戦目は、一般C3イ（三条ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリューレントから3馬身差の2着に敗北した。

5月1日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月1日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（8戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。