ヤマニンパッセ（2022年生、母ヤマニンラレーヌ）

Yamanin Passe

2022.05.16

ヤマニンパッセ（2022年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+通る(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のルヴァンスレーヴ（当時7歳）と交配したヤマニンラレーヌが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳。

経歴

デビュー前

奥村豊厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2025年）

3月1日、デビュー戦は泉谷楓真騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月1日、中8週で迎えた2戦目は、宮内勇樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヤマワケをアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

6月26日、中7週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのフロイラインカップ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

7月15日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた4戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、星の降る里・芦別健夏まつり賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

デビュー前

川島洋人厩舎（北海道）へ入厩。

8月13日、中3週で迎えた5戦目は、一般C32 C41（門別ダート1200m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のヤマトオーザーに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月2日、中2週で迎えた6戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、ニセコベジタブルピクニック特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキタノプレンティに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

9月17日、中1週で迎えた7戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、カタバミ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイイチに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月2日、中1週で迎えた8戦目は、グランシャリオドリーム67（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に沈んだ。

10月30日、中3週で迎えた9戦目は、グランシャリオドリーム79（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮内勇樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のファリードゥーンに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、ロードカナロア・プレミアム（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮内勇樹騎手（3戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のレディパイロに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。