ビービービーム（2006年生、母タイキプリンセス）

ビービービーム（2006年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋発する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時8歳）と交配したタイキプリンセスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道広尾郡大樹町、生産者は（有）大樹ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、地方4戦2勝。主な勝ち鞍は2009年のサッポロゲロルシュタイナー賞(一般D2-2)。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

6月20日、デビュー戦は武幸四郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

8月30日、中9週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

9月29日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D3-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

11月4日、中2週で迎えた5戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシルキーブリスをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、サッポロゲロルシュタイナー賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のクプクプバロンに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2010年）

4月18日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5歳（2011年）

10月23日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた8戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の金倉山特別（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい15着に終わった。

6歳（2012年）

5月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

10月13日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。17頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は減速してしまい最後はクリスマスマーベルと並んで14着同着となった。