シャイニエンプレス（2002年生、母マルスクラウン）

シャイニエンプレス（2002年6月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「光る＋女帝」。毛色は栗毛。種牡馬のアラジ（当時13歳）と交配したマルスクラウンが18歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田扶美子。戦績は、中央平地7戦0勝、地方19戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C2。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額500万円（5万×100口）で一口馬主が募集された。

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

1月16日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

5月29日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

6月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は生野賢一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた5戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では速い脚を使えず17着に終わった。

9月18日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今村康成騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月30日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月20日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた9戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた11戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 雪/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

4歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたレスプランドル決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

1月21日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清原良太騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハヤカゼマサルを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

2月13日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清原良太騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清原良太騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で清原良太騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

4月15日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で清原良太騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったロイヤルメルボルンにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で清原良太騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で清原良太騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゲイリーライズを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で清原良太騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で清原良太騎手（10戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で清原良太騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で清原良太騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月16日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で清原良太騎手（13戦1勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

7月23日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で清原良太騎手（14戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で清原良太騎手（15戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。