ポアゾンノアール（2021年生、母イスタンブール）

Poison Noir

2021.03.09

ポアゾンノアール（2021年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「父名の一部+黒(仏)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のポアゾンブラック（当時12歳）と交配したイスタンブールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は高橋フアーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

7月14日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい13着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切り、4着を確保した。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦の3歳未勝利 UAE賞（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で富田暁騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月5日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハマノキョウケンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は約13馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。