メジャースピリット（2013年生、母ファリシーク）

メジャースピリット（2013年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイワメジャー（当時12歳）と交配したファリシークが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は賀張三浦牧場。戦績は、地方15戦3勝2着6回。2016年のゴールドジュニア(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、三浦牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

7月22日、デビュー戦は阪野学騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は438kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシーズアウーマンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、イチダイに3/4馬身交わされて2着となった。

9月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジャンプショットに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月25日、中2週で迎えた5戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、モズバンブルビーに半馬身交わされて2着に敗北した。

10月22日、中3週で迎えた6戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したスマイルプロバイドを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

12月10日、中2週で迎えた9戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチェリープリンセスに7馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月24日、中1週で迎えた10戦目は、2歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスマイルプロバイドを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3歳（2016年）

1月4日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るビューティを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

1月28日、中2週で迎えた12戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のゴールドジュニア（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月25日、中3週で迎えた13戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた14戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたビナファイター決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。