エイダイジュピター（2002年生、母エイダイクイン）

エイダイジュピター（2002年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ローマ神話の神」。毛色は芦毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時7歳）と交配したエイダイクインが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）東振牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上D4二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、東振牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。5歳のとき、佐藤朗から「ホッカイドウ競馬トレーディングセールサラブレッド競走馬」に上場されたが主取りとなった。

鈴木康弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2005年）

2月13日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月4日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

4歳（2006年）

2月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D6一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上D5二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウインカイザー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月23日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上D4二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武藤隆一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るシーオーキッドを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

4月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤隆一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた9戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月4日、連闘で迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズステージ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

5歳（2007年）

4月19日、約11か月半の休み明けで迎えた11戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた12戦目は、一般D2-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた13戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、一般D1-3（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた15戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は小野望騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた17戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた18戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた19戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小野望騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月4日、連闘で迎えた21戦目は、一般D（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（7戦0勝）。4頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォーリッジから2馬身半差の2着と苦杯を喫した。

9月25日、中2週で迎えた22戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月23日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、雪印ストリングチーズ賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（9戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。