テンザンアモーレ（1994年生、母ヤシマドリーム）

Tenzan Amore

1994.03.04

テンザンアモーレ（1994年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時7歳）と交配したヤシマドリームが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は中脇 一幸。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

松永善晴厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

2月1日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、5着を確保した。

2月16日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた3戦目は、松永昌博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したペトラを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月30日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は松永昌博騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月1日、中4週で迎えた7戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月9日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は和田竜二騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコウユーダンスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

8月24日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月31日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。