モエレエスペラント（2003年生、母アルゴンクイーン）

Moere Esperanto

2003.04.29

モエレエスペラント（2003年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のメジロブライト（当時9歳）と交配したアルゴンクイーンが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は船越 英治。戦績は、地方12戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の3歳F2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、船越英治から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、中村畜産によって420万円で落札された。

坂井光政厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2006年）

3月21日、デビュー戦は北野真弘騎手を鞍上に据えて、3歳F6三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた2戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンユウツヨシに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳F5一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のレッドインパルスに6馬身の差をつけて2勝目をゲットした。

6月8日、中3週で迎えた4戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月6日、中3週で迎えた5戦目は、3歳F4一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスキャターザダイヤに7馬身の差をつけて制した。

8月2日、中3週で迎えた6戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスユイを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って4勝目をマークした。

8月30日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上D1二（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のニイガタビジンに3馬身の差をつけて優勝

9月26日、中3週で迎えた8戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4二（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したエプソムヌーヴェルを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2008年）

4月30日、約19か月半の休養明けで迎えた9戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、JAひだか東いちご特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた10戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、K’Sガーデン特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた11戦目は、ミラ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた12戦目は、ペルセウス特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。0着に終わった。