ヒシカツジョージ（2008年生、母タイキシフォン）

ヒシカツジョージ（2008年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時16歳）と交配したタイキシフォンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の一般C20。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、阿部雅英によって1,575万円で落札された。

牧光二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

7月31日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は476kg。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

10月2日、中8週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大庭和弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

11月14日、中5週で迎えた3戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般C28（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

4歳（2012年）

5月14日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月28日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、一般C22（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

6月4日、連闘で迎えた6戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、メイショウガルダに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中3週で迎えた7戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリトルスモールに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月18日、中1週で迎えた8戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた9戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月18日、連闘で迎えた10戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったノボモモチャンに詰め切れず、約15馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた11戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、M&C社員旅行特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

9月21日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3-5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

10月21日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、山頭信義騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた15戦目は、石本純也騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた16戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は山頭信義騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

11月10日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山頭信義騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月12日、中4週で迎えた18戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。