オイワケヒエン（2001年生、母ハシノホホエミ）

オイワケヒエン（2001年3月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋飛燕」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時9歳）と交配したハシノホホエミが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）鳥井牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方17戦0勝。主な勝ち鞍は2003年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

柴崎勇厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

7月6日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1700m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のコンドルクエストをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

9月7日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦1勝）。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

10月4日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦1勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のきんもくせい特別（福島芝1700m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

3歳（2004年）

1月24日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定3歳オープンの菜の花賞（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（3戦1勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（4戦1勝）。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

2月28日、中1週で迎えた7戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のきんせんか賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

5月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた9戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のあじさい特別（大井ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

8月21日、中3週で迎えた13戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

11月21日、中6週で迎えた16戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川野幸治騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

4歳（2005年）

1月8日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川野幸治騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず最後はエアロダインと並んで8着同着となった。

1月24日、中1週で迎えた20戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ第2戦（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた21戦目は、原口義史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

2月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

3月6日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた23戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は原口義史騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。