ガーンディーヴァ（2022年生、母ナーゲルリング）

ガーンディーヴァ（2022年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ヒンドゥー教の聖典に登場する神の弓。母名より」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドシップ（当時13歳）と交配したナーゲルリングが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳以上C4-2。

経歴

デビュー前

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月28日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

9月1日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

10月6日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

3歳（2025年）

5月17日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、長浜鴻緒騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

6月7日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた7戦目は、石神深道騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

9月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、FULL COMMIT賞（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部龍騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

10月7日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、藤田凌駕騎手を鞍上に迎えて、グランシャリオドリーム68（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月21日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた13戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 曇/稍重）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は阿部龍騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた14戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシャンアリーズを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。