スガノスキー（1989年生、母プリンセスライン）

スガノスキー（1989年4月7日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のストラダビンスキー（当時14歳）と交配したプリンセスラインが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）市川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦11勝2着6回。主な勝ち鞍は1992年の道営記念(A)。

経歴

デビュー前

成田春男厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1991年）

7月2日、デビュー戦は柳沢好美騎手を鞍上に据えて、3歳（旭川ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は453kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のドンビースマートに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月27日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったワンダーセーハから4馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のストリームパークに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月19日、中0週で迎えた4戦目は、3歳（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノムテキに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のジュニアカップ（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤカツエースをクビ差制して4勝目を奪取した。

10月24日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦の青函特別（函館(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の北海道3才優駿（函館(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手（6戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスシャクシャインに3/4馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

3歳（1992年）

4月21日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、4歳（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柳沢好美騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤイナリから1馬身差の2着に敗北した。

4月30日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦の新緑賞（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柳沢好美騎手（8戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の北斗盃（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で柳沢好美騎手（9戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のサスケをハナ差制して勝利をモノにする

6月18日、中3週で迎えた11戦目は、旭岳賞（旭川ダート2100m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で柳沢好美騎手（10戦6勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた12戦目は、旭山特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で柳沢好美騎手（11戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユウコウリッジに2馬身の差をつけて7勝目をゲットした。

7月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の王冠賞（旭川ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で柳沢好美騎手（12戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤイナリに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月27日、中3週で迎えた14戦目は、ブリーダーズゴールドカップ（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柳沢好美騎手（13戦8勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた15戦目は、3歳戦の北海優駿（岩見沢ダート2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で柳沢好美騎手（14戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリバーストンホープから1馬身半差の2着に敗北した。

10月15日、中2週で迎えた16戦目は、石勝特別（岩見沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で柳沢好美騎手（15戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のロングアーチに9馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月3日、中2週で迎えた17戦目は、道営記念（岩見沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は17戦連続で柳沢好美騎手（16戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアウトランセイコーに4馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月22日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦のダービーグランプリ（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で柳沢好美騎手（17戦10勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミシノポルンガから1馬身差の2着となった。

4歳（1993年）

4月25日、約5か月の休み明けで迎えた19戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、谷川岳ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月6日、約6か月半の休み明けで迎えた20戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月13日、連闘で迎えた21戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、アンドロメダステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5歳（1994年）

9月1日、約9か月半の休養明けで迎えた22戦目は、ミランダ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（18戦10勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホリペンスから2馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中3週で迎えた23戦目は、義経特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（19戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサンドリーズンに2馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

6歳（1995年）

5月4日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた24戦目は、瑞穂賞（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（20戦11勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

6月1日、中3週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた25戦目は、旭岳賞（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（21戦11勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた26戦目は、白雲岳特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（22戦11勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中7週で迎えた27戦目は、ネプチューン特別（旭川ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（23戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミダイナーから1馬身差の2着に敗北した。

9月7日、中1週で迎えた28戦目は、金杯（帯広ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手（24戦11勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。