シルバーウイング（2001年生、母ユーセイフェアリー）

シルバーウイング（2001年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「銀のつばさ」。毛色は芦毛。種牡馬のウォーニング（当時16歳）と交配したユーセイフェアリーが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は朝日ファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、地方7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、今村安隆から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

7月18日、デビュー戦は村山明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

8月8日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず最後はフィオリーナと並んで17着同着となった。

8月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は村山明騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月31日、中8週で馬体重を前走から28kg増やして迎えた8戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月18日、中2週で馬体重を前走から17kg絞って迎えた9戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた10戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月9日、連闘で迎えた11戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイピアニストからハナ差の2着に甘んじた。

2月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた13戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C11（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月12日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は古泉悟騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。