エイシンセイヤー（1997年生、母エイシンハピネス）

エイシンセイヤー（1997年4月17日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時12歳）と交配したエイシンハピネスが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地17戦1勝、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坪正直厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月5日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた2戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝2000m 雨/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田和広騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田和広騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、5着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で山田和広騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアフロテンユウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田和広騎手（5戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田和広騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田和広騎手（7戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田和広騎手（8戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

6月11日、中2週で迎えた11戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下のすいれん賞（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

5歳（2002年）

3月3日、約20か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（9戦1勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田和広騎手（10戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた15戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田和広騎手（11戦1勝）。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

7月21日、中7週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内小雨/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月1日、中2週で迎えた19戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず15着に終わった。