ゴッドビラブドミー（2004年生、母ゴッドインチーフ）

ゴッドビラブドミー（2004年3月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋最愛＋私を」。毛色は芦毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時19歳）と交配したゴッドインチーフが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永聡。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦7勝。主な勝ち鞍は2008年のペガスス特別(一般C1-1)。

経歴

デビュー前

坂口正大厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

12月23日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

3歳（2007年）

1月13日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

8月11日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、6着を確保した。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず17着に終わった。

11月8日、中9週で迎えた5戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2008年）

4月29日、約6か月の休養明けで迎えた6戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックトーマスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月14日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-1（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエフテママサンデーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキューンに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、レオニズ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のパレスエンペラーに3/4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月25日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、丘のまちびえい特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月30日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、ガーネットスター特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のタケノダイヤモンドに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

8月28日、中3週で迎えた12戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、室蘭やきとり特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。最後は、2着のライスフィールドに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

9月18日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、ペガスス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシカツテイオーをクビ差制して7勝目をマークした。