ワンパット（2021年生、母ヒラボクビジン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷川牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、寺田寿男によって7,040万円で落札された。

高橋亮厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

1月13日、デビュー戦は太宰啓介騎手を鞍上に据えて、3歳戦のメイクデビュー京都（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

1月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミグラテールをクビ差振り切って初白星を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で太宰啓介騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

5月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

8月24日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの大須特別（中京ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（5戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシャハザマーンをクビ差振り切って制した。

4歳（2025年）

2月22日、中9週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

3月15日、中2週で迎えた10戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの阿見特別（中山ダート2400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモジンバックを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月3日、中6週で迎えた11戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの是政ステークス（東京ダート2100m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた12戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの薫風ステークス（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

10月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの伊勢佐木ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。