クラインシュミット（2022年生、母リンネ）

Kleinschmidt

2022.02.10

クラインシュミット（2022年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時11歳）と交配したリンネが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C2四。

経歴

デビュー前

木村哲也厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月21日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

12月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

3歳（2025年）

7月20日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

8月31日、中5週で迎えた4戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

10月19日、中6週で迎えた5戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るピュアマケナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のボンジュルネに9馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。