ロードハリアー（2008年生、母オーブリエチア）

ロードハリアー（2008年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋略奪者」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時10歳）と交配したオーブリエチアが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）猿倉牧場。戦績は、中央平地25戦3勝2着4回、中央障害3戦0勝。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、猿倉牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ケイアイファームによって756万円で落札された。

ロードサラブレッドオーナーズにて総額1,365万円（2.73万×500口）で一口馬主が募集された。

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月20日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、マリアビスティーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したショウナンカライスにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月23日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したレッドデイヴィスに半馬身届かず2着に敗北した。

3歳（2011年）

1月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシゲルリジチョウをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

2月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

5月7日、中9週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池添謙一騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた10戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（7戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（8戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイッツアチャンスを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って2勝目をマークした。

10月22日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は池添謙一騎手（9戦1勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

4歳（2012年）

1月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は三浦皇成騎手（4戦1勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の三河特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月15日、中2週で迎えた19戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の袖ケ浦特別（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたウインバンディエラ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

5月13日、中3週で迎えた20戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

6月10日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（5戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

8月19日、中9週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた22戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキンショーユウジャを自慢の末脚でハナ差だけ差し切って制した。

10月13日、中7週で迎えた23戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

12月1日、中6週で迎えた24戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2013年）

2月3日、中8週で迎えた25戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月7日、中8週で迎えた26戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月12日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

7月21日、中9週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた28戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の立待岬特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。