フォースゲイト（2021年生、母ピサノロマン）
Force Gate
2021.02.20
フォースゲイト（2021年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトゥザワールド（当時10歳）と交配したピサノロマンが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社 安達牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、安達牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、嶋田武彦によって330万円で落札された。
山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。
3歳（2024年）
6月14日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラストデュエルに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月24日、中5週で迎えた2戦目は、3歳戦のオーブ賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のアスタラビスタに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
8月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の笹五位特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、ファイナルハートに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
9月6日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の啄木鳥特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、アスタラビスタに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。
12月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、やまなし畜産賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎誠士騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。
4歳（2025年）
1月4日、中3週で迎えた6戦目は、昆布巻賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎誠士騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立ち、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のナイスカプチーノを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。
2月6日、中4週で迎えた7戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ええ町やなぁ愛川70周年記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のシゲルオトコギに1馬身の差をつけて4勝目をマークした。
3月6日、中3週で迎えた8戦目は、大和撫子特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
7月7日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、七夕特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レグノに交わされて1馬身差の2着となった。
8月4日、中3週で迎えた10戦目は、星河一天特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
8月22日、中2週で迎えた11戦目は、やまなみ五湖「丹沢湖」賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦3勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。