ニシノソラフネ（2005年生、母ニシノハナグルマ）

ニシノソラフネ（2005年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時7歳）と交配したニシノハナグルマが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方27戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

萱野浩二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月20日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。馬体重は532kg。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたキクジロウ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中4週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい15着に敗れた。

10月9日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、金子正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2-14 15（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

10月16日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子正彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月24日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた6戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C2八アイ（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十11（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

11月12日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2-12 13（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は岡田大騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた10戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2九アイ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた11戦目は、30thホワイトクリスマス賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は岡田大騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた12戦目は、折笠豊和騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のサンタクロース特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4歳（2009年）

1月12日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の4歳C2（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で折笠豊和騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

1月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2十11（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は岡田大騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

2月6日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

2月13日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2-16 17（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2八アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた18戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2-14 15 16（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2-14 15（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月1日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた20戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2-14 15 16（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のハオチーザイライに1馬身の差をつけて1位に入線したが、その後失格となった。

5月8日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2六アイ（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったタッチブレイブに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた22戦目は、一般C2九十11（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2 13（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は折笠豊和騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

11月7日、約5か月半の休み明けで迎えた24戦目は、本田紀忠騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、平均的なペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

11月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフさで最後まで止まることなく走り抜いたが、シルクシスターに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十四十五（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったキングアテルイにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2七八（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

12月25日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十十一（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

5歳（2010年）

1月8日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3二三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金子正彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。