プルメリアメール（2001年生、母ユーワケリガン）

プルメリアメール（2001年6月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「南国の花＋便り」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時8歳）と交配したユーワケリガンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

4月4日、デビュー戦は平沢則雄騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた3戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

7月3日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

8月7日、中4週で迎えた5戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川野幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコマノピッコロに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、中3週で迎えた7戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオータムアベニューに6馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月23日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキョウエイウィークに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダイリュウシャトルに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインターソウルを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

5月15日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月4日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルーチャオを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って1着ゴールを果たした。