パシフィスタ（2009年生、母セドゥクティーバ）

パシフィスタ（2009年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「平和主義者（Ｐａｃｉｆｉｓｔ）からの造語」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時12歳）と交配したセドゥクティーバが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は茨城県、生産者は内藤牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方5戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月10日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい16着に終わった。

3歳（2012年）

7月23日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、シーキングベガに交わされて1馬身差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、アーリオオーリオに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のラブファンディをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

9月2日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアーリオオーリオに2馬身の差をつけて優勝

9月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、ワタリローエンにクビ差交わされて2着に甘んじた。