ユウタースキャン（1999年生、母タカハギ）

Yuta Scan

1999.04.18

ユウタースキャン（1999年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時11歳）と交配したタカハギが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸 順一。戦績は、中央平地12戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸節雄から「北海道8月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、上山登によって1,585.5万円で落札された。

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

12月15日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は514kg。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。

3歳（2002年）

1月7日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で熊沢重文騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマヤノフォーティに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で熊沢重文騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

3月17日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で熊沢重文騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

4月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で熊沢重文騎手（6戦1勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

5月4日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で熊沢重文騎手（7戦1勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい11着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下のなでしこ賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で熊沢重文騎手（8戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

6月22日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で熊沢重文騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた11戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の豊前特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

4歳（2003年）

3月22日、約8か月の休養明けで迎えた12戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。