キシュウファイン（2009年生、母キシュウファンタジ）

キシュウファイン（2009年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋上品」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時11歳）と交配したキシュウファンタジが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方10戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の「オープニングとく戦」。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

1月15日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に敗れた。

2月26日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた3戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

4月8日、中3週で迎えた4戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で大外18番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

7月7日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に出走。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた6戦目は、山崎亮誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月9日、中3週で迎えた7戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の乙女座スプリント（福山ダート1250m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシンチノクリチャンをクビ差制して初白星を挙げた。

10月7日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウスリムに約13馬身の大差をつけて断然人気に応えた。

10月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグヘッドから3馬身差の2着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクイングレイヴからアタマ差の2着に甘んじた。

11月25日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクレバーウイナーから2馬身差の2着に敗北した。

12月15日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の山陽新聞販売賞（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は周藤直樹騎手（3戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2013年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月3日、中2週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた14戦目は、一般C2五（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったガンバルデュランから1馬身半差の2着に敗北した。

2月10日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた16戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。