ロイヤルパートナー（1999年生、母ダンスパートナー）

ロイヤルパートナー（1999年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時6歳）と交配したダンスパートナーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地33戦3勝2着4回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2005年の熱田特別(500万下)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

白井寿昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

11月3日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 雨/良）に出走。馬体重は460kg。18頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を発揮したが、5着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

3歳（2002年）

6月23日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

6月29日、連闘で迎えた5戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

7月13日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ナムラダブリンに交わされて3馬身半差の2着となった。

8月10日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で土肥幸広騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月8日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

4歳（2003年）

1月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート2400m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月13日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg戻して迎えた11戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったホシノペンタクンにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の胎内川特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千田輝彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

5月24日、連闘で迎えた14戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2400m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

6月2日、連闘で迎えた15戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、カシオペア賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

8月3日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上500万下の八甲田山特別（函館芝2600m 曇/不良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のノンストップラブをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

5歳（2004年）

3月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた19戦目は、4歳以上500万下の寒狭川特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

4月10日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の桑折特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた21戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

5月15日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の紫雲寺特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月26日、中5週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上500万下の湯川特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は千田輝彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

8月7日、中1週で迎えた26戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（函館芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた28戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したトウカイラブを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月4日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上500万下の鳴海特別（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。18頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

6歳（2005年）

1月22日、中6週で迎えた30戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤岡佑介騎手（4戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤岡佑介騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したマイネルアンセムに半馬身届かず2着となった。

3月5日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤岡佑介騎手（6戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤岡佑介騎手（7戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロングアライブに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

3月26日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上500万下の熱田特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤岡佑介騎手（8戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダブリンフォレストに2馬身の差をつけて優勝