アオバノキセキ（2020年生、母ハタノフォルトゥナ）

Aobano Kiseki

2020.03.22

アオバノキセキ（2020年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時8歳）と交配したハタノフォルトゥナが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は有限会社グッドラック・ファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グッドラック・ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、グッドラック・ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって275万円で落札された。

菅原欣也厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2022年）

6月26日、デビュー戦は栗原大河騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリーム（金沢ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイセンアーサーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月13日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の金のなる木賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2023年）

4月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg絞って迎えた4戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひろとゆかり結婚5周年杯（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

5月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のヒスイ賞 B特選（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のいつもありがとう!母の日記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月9日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のヘメロカリス賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた8戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のエンレイソウ賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の胡桃澤もも生誕記念（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は栗原大河騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の世界中田氏記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず3着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のサルビア賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のチェリーリップスに4馬身の差をつけて制した。

4歳（2024年）

4月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、ふうり会馬サー盃☆楓裏&めぶきW生誕記念（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、宏哉&史未菜結婚1年☆善あや32年目記念 特別編成（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に敗れた。