ヴァシリエフスキー（2018年生、母マトリョーシカ）

Vasilyevsky

2018.03.12

ヴァシリエフスキー（2018年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ロシアの島名」。毛色は鹿毛。種牡馬のミッキーアイル（当時7歳）と交配したマトリョーシカが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月3日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2021年）

3月14日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のアラゴナイトに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月12日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

10月2日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のメイショウホオズキに1馬身半の差をつけて制した。

4歳（2022年）

1月22日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの初茜賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

2022年4月7日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。