ライメイ（2012年生、母マイドリーマー）

ライメイ（2012年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「雷鳴」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時11歳）と交配したマイドリーマーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年の3歳B5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、スピードファームによって105万円で落札された。

和田正一郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

6月7日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/不良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

8月10日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

9月7日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

3歳（2015年）

1月11日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

2月15日、中4週で迎えた6戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、勝ったシゲルワッショイにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のクラトリルパンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた9戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

5月17日、中2週で迎えた11戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

7月5日、中6週で迎えた12戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は栗原大河騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のイルミネートロードに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月21日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた14戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月15日、中3週で迎えた15戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったスキュラに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗原大河騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1-7（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原大河騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた19戦目は、珠洲まるかじり特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原大河騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1-7（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で栗原大河騎手（9戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた21戦目は、手取川銀河の夕べ特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で栗原大河騎手（10戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で栗原大河騎手（11戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

12月15日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた23戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で栗原大河騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

12月22日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた24戦目は、星まつり特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で栗原大河騎手（13戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

4歳（2016年）

1月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

1月30日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた26戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中直人騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。