オリージネアリア（2022年生、母ナイトレイン）

Origine Aria

2022.04.30

オリージネアリア（2022年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「起源(伊)+空気(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時19歳）と交配したナイトレインが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽 禮治。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

11月2日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 雨/重）に出走。馬体重は426kg。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。

12月1日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月22日、中2週で迎えた3戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のナリタヒカリを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2025年）

2月2日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳1勝クラス（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田口貫太騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた5戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

6月1日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

11月8日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた7戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮したが、5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。